【理事会、理事・審議員合同会議について】
本日行われた第175回理事会において、諮問委員、顧問が選任された。
ご異動などにより、諮問委員は退任3名に対して新任が3名、顧問は退任1名に対して
新任1名である。
また、その後に行われた理事・審議員合同会議において、来年度から始まる
第2期中期事業計画(2024~2026)の方向性について意見交換を行った。
第2期中計については、「地域の声を活かした飛躍に向けての挑戦」をテーマに掲げ、
11の重点戦略に取り組んでいくことを確認した。
今年度から、各地域に「地域参事」を任命し、地域課題を共有する取り組みを
始めているが、第2期中計では、地域課題を掘り起こし、個々の課題解決と地域の発展を
同時に実現するための「地域共創」の取り組みを更に強化していく。
今後は、来年3月の決定に向けて、このテーマのもと詳細なアクションプランを
策定していく。
【「水産品に対する応援消費」へのご協力のお願いについて】
「水産品に対する応援消費」へのご協力のお願いについてだが、中国や香港などで
輸入禁止措置がとられている九州・日本の水産業を支援すべきと考え、九経連会員の
皆さんへ、水産品への応援消費のお願いをすることとした。
具体的には、政府による事態の早期解決を期待するとともに、本会としても、
アジア各国地域における新たな輸出先・現地資本スーパーへの販路開拓等、
「九州の食輸出協議会」を通じて、輸出の強化に引き続き取り組んでいく。また、
会員の皆様に対しても、社員食堂や社内外の各種会合等において積極的に水産品を
活用していただくよう、広く呼びかけていく。
【ツール・ド・九州について】
いよいよ「マイナビ ツール・ド・九州2023」の開催が、目前に迫ってきた。
現在、事務局では、開催準備の最後の追い込みに入っているところだが、
改めて申し上げたいのは、まず安全を最優先に考えた大会だということである。
様々な状況を想定し、しっかりと体制を整えたうえで、警察とも連携して、
事故の無いように大会を成し遂げたいと考えている。
ぜひとも、多くの皆様にレース会場や沿線に足を運んでいただきたい。目の前を
風のように通り過ぎる選手たちの生の迫力を体感していただくとともに、九州が誇る
美しい自然や風景を堪能いただければと思っている。
九州の経済界と行政がともに協力・連携し、まさに「九州はひとつ」を象徴する
大会である。九州の可能性を感じていただきたい。