日 時:2025年12月5日(金)
視察先:①株式会社植木青果市場(熊本市北区植木町)
②佐賀市清掃工場(佐賀市高木瀬町)
③株式会社橋本農園の農場(ミニトマト温室施設)(佐賀市大和町)
参加人数:19名
地域共創委員会 農業部会では、例年、九州の農業の課題と可能性を学ぶために現場視察会を実施しています。
今年度は、九州の農業が直面する「流通」と「環境」という課題に対し、革新的なテクノロジーと異業種連携で挑む
最先端の現場(熊本市・佐賀市)を訪問しました。
【視察概要】
①株式会社植木青果市場(熊本市北区植木町)
同社は、青果流通の常識を覆す鮮度保持技術「ZEROCO(ゼロコ)」を実証導入し、生産者が在庫と価格の
主導権を握る新たなバリューチェーンの構築を目指しています。
視察では、会社概要とZEROCO技術の概要(低温・高湿環境により青果の鮮度を長期保持する技術)につい
て説明を受けました。続いて、ZEROCO技術を活用した果物やお寿司を試食し、その効果を体感しました。さら
に、技術に関する質疑応答を行い、最後に青果市場内に設置された約70坪のZEROCO倉庫を見学しました。
②佐賀市清掃工場(佐賀市高木瀬町)
同工場で実用化されている二酸化炭素分離回収・利活用(CCU)事業について、動画および担当者による説
明を受けました。担当者からは、地域に歓迎される環境インフラを目指して事業を開始した経緯や、回収したCO₂
や排熱をパイプラインで植物工場や藻類バイオ施設へ供給し、作物の生育促進に活用する計画が紹介されました。
説明後は、工場内のごみピットや中央制御室をはじめ、屋上からCO₂分離回収プラントを見学し、最新の環境
技術の取り組みについて理解を深めました。
③株式会社橋本農園の農場(ミニトマトの温室施設)(佐賀市大和町)
同社は2024年2月に設立され、施設面積約1.4ha、栽培面積約1.2haにてミニトマトを栽培しています。佐賀県が
農業分野への参入や規模拡大を行う企業を支援する「さが園芸888パートナー企業」登録制度で第1号認定を受け
た企業でもあります。
視察では、橋本社長より、会社概要、佐賀市への進出の経緯や理由等について説明を受けました。続いて事業全
般の質疑応答を行い、その後、温室施設を見学しました。見学では、施設概要や栽培技術に関する説明を受け意見
交換を通じて理解を深めました。