環境省九州地方環境事務所(所長 築島 明)と一般社団法人九州経済連合会(会長 倉富 純男)は、地域資源を最大限活用し、脱炭素・自然共生・循環型社会の実現を目指す「地域循環共生圏」の構築に向け相互の取り組みを補完し、地域及び持続可能な地方創生への対応力を一層強化するため、連携協定を締結いたします。
具体例を挙げると、九州域内の脱炭素先行地域における自治体・企業・地域金融機関のマッチング支援、阿蘇くじゅう国立公園等を舞台とするサイクルツーリズムの推進、30 by 30等生物多様性保全への九州企業による貢献、ESG地域金融の推進などに、連携して取り組んで参ります。
なお、九経連が国の地方支分部局(国の出先機関)と連携協定を結ぶのは、環境省九州地方環境事務所が初となります。
【連携協定の概要】
◆締結日 2022年8月22日(月)
◆連携協定の主な内容
①脱炭素及びそれを通じた地域課題の解決
・地域脱炭素実現に向けた官民連携策検討、脱炭素経営支援
②国立公園を活用した地域活性化
・サイクルツーリズムを基軸とした観光振興の在り方検討
・経済×環境保全の好循環形成に向けた官民連携策の検討
③30 by 30等生物多様性保全
・30by30ロードマップに基づく官民連携策の検討、候補地の情報共有
④ESG投融資
・九州ESG投融資方針策定及びそれに基づく施策の検討
⑤SDGsに関する啓発活動
・セミナーの開催