４月６日（木）、首相官邸にて「国内投資拡大のための官民連携フォーラム」が開催されました。

会合には、岸田文雄首相、西村康稔経済産業相ら関係閣僚のほか、経団連や各地の経済団体トップが

参加し、本会からは倉富純男会長が出席しました。

　意見交換の中で、倉富会長は、シリコンアイランド九州の復活の動きについて報告するとともに、

工業用水や交通ネットワークの早期整備、国際的な教育・子育て環境整備など対する国の支援につい

て発言を行いました。

　岸田首相からは、

「これまでの政策的な後押しも受けて、全国で地域ごとの個性を活かした具体的な投資が動き出して

いることを確認いたしました。（中略）

西村経産大臣が示したとおり、九州と近畿の半導体に対する官民による投資は、実際に好循環を生み

出しています。こうした事例を横展開していきたいと考えます。政府による支援がコストで終わらず、

投資として効果を発揮するよう適切に執行していくことが重要です。

　本日、産業界の方々から、予算だけでなく税制・制度面も含めた世界水準の投資促進策、戦略産業

の国際獲得競争に負けないイノベーション環境の整備、地域の良質な雇用を支える中堅企業の振興、

省人化投資等の人手不足への対応、といった要望をいただきました。こうした要望について、新しい

資本主義を実現する観点から、関係省庁で積極的な対応を検討し、骨太方針や成長戦略に反映するこ

とで、投資を拡大していく取り組みを実行してまいりたいと考えております。」

との意向が示されました。

国内投資拡大のための官民連携フォーラム（首相官邸HP）

https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/actions/202304/06forum.html