1.日時:2025年3月3日(月)[委員会] 15:30~17:10
2.会場:電気ビル共創館 カンファレンスA
3.参加人数:約119名
4.次第:
Ⅰ. 開 会 挨拶 池内比呂子委員長
Ⅱ.地域共創委員会 2024年度事業報告 及び 2025年度事業計画(案)
Ⅲ.講演「九州における地域産業の将来像 」
東海大学 熊本キャンパス長 木ノ内 均氏
Ⅳ. 交流会(17:15~18:15) ※カンファレンスC
<開催内容>
【池内委員長の開会挨拶】
少子化対策と地方創生を喫緊の課題と捉え、「九州未来ビジョン2030」に基づき、
当委員会の目的が基幹産業振興と地域の魅力向上であることを改めて説明。
活動について「地方課題への対応」「成長エンジン」「幸せコミュニティ」「安心と暮
らし」の視点から、農林水産業、輸出拡大・スマート農業推進、ツール・ド・ 九州を活用
した観光促進、女性の活躍推進、九州防災DXタスクフォースによる防災強化等の取
組みについて説明。
最後に、九州の発展には、熱い思いとコミットメントが重要であると強調し、次年度
の支援を賜る。
【事務局より 2024年度事業報告 及び2025年度事業計画(案)報告】
①全体・概要2030ビジョンとの関係性
②農林水産(地域の「稼ぐ力」を高める)
③ツール・ド九州 ④ジェンダー主流化・人材
(③④の取組み内容について以下3名にコメントを頂く)
★九州地域戦略会議での男性育休促進・男女参画による子育てについて
(池内委員長)
★高校生向け探究学習 「Locus」(ローカス)プログラムについて
(マイナビ 小田大分支社長)
★外国人採用・インターンシップ受入れについて
(西鉄ホテルズ 豊福社長)
⑤地域資源 x 輝く地域 ⑥防災DXの官民共創
⑦部会(地域づくり部会・規制改革部会)
【講演】
東海大学 熊本キャンパス長 木ノ内 均様「九州における地域産業の将来像」
をテーマに講演。
日本農業の就業人口の減少・高齢化や生産資材高騰などの課題を提起し、農地
所有適格法人やリース法人の増加など変化の兆し、多様化する農業経営について
触れる。
また、TSMC進出による経済効果への期待もあるが、土地不足や水問題など地
域課題も指摘。
グローバルな視点から、海外における日本農業の役割や、スマート農業の活用
など将来像を示す。
講師自身の経験を通じて、農業の特殊性と人材育成の重要性を強調し、持続可
能な農業経営には利益と継続が不可欠であり、JAや他産業との連携が重要である
と述べた。
最後に、今後の農業発展の為、九州経済連合会との協力・連携強化を期待。