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「九州・沖縄・山口ESG投融資方針」の策定について

 

九州経済連合会は、「九州・沖縄・山口 ESG投融資方針」を策定いたしました。

この投融資方針は、SDGsやパリ協定などの国際目標や、我が国のESG関連政策との整合性に留意しつつ、当地域の豊かな自然やクリーンエネルギーの強みなど地域特性や産業特性を重視しながら、「九州らしい投融資方針をつくる」というコンセンサスのもと、12の地域金融機関が糾合し取りまとめたものです。

本方針に基づき、当地の地域金融機関はもとより、企業・自治体・大学など全てのステークホルダーの行動変容を促し、地域経済の成長加速、脱炭素の取組加速、地域社会のレジリエンス強化など、インパクトの創出を期待するものです。

 

〈九州・沖縄・山口ESG投融資方針〉

【定義】環境貢献度や社会貢献度の高い成長分野に、地域金融機関の投融資をはじめ、民間設備投資や公共投資を誘導する戦略。

【目的】投融資の力で、経済・環境・社会の3価値を統合的に高めることで、経済成長と同時に、2050年カーボンニュートラル社会の実現や、生物  多様性保全、地域社会の維持向上など、サステナブルな地域づくりの推進。

【今後の展開】行政等との官民連携のプラットフォームを構築するなどにより体制を強化し、具体的プロジェクトを推進します。

 

九経連では、「九州将来ビジョン2030」に掲げたありたい姿の実現に向け、九州から日本を動かす新たな価値の創出に取り組んでまいります。

 

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