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第1回大分地域委員会

地域がいかに稼ぎ元気になるか ~第1回大分地域委員会を開催~ 

とき   6月18日(月) 

ところ  大分市・ホテル日航大分オアシスタワー 

参加者  45名 

地域委員会は各地域の産業経済に関する諸問題を調査研究し、意見を取りまとめ、九経連 活動に反映することを目的に、各地域に11の委員会を設けている。2018年度地域委員会最初の開催となる第1回大分地域委員会が開催された。

 1、姫野委員長挨拶   大分地域は昨年の九州北部豪雨、今年の耶馬溪の山崩れなど人的被害を含む災害があった。このような災害があると真先に打撃を受けるのは。観光分野である。 観光白書では、熊本地震以降大分県の日本人宿泊者数は100万人減少し、観光・飲食・宿泊業には大きな打撃であった。しかし、このような状況でもインバウンド観光客は55万人増えている。元の状態になると大きな伸びが期待される。 大分県の昨年のインバウンドの伸びは全国第2位である。(1位は秋田県)今、別府市は ホテル建設ラッシュであり、来年のラグビーW杯、再来年の東京オリンピックとスポーツ イベント開催の中、地域としていかに稼ぎ、大分を元気にしていくかを考えることが重要で ある。  ITの導入している企業の売上が上昇している。慢性化している人手不足を補うのは、ITであると感じる。今年度も先進的なIT導入企業の視察等、皆様の経営に資する活動を展開していきたい。 ①写真題:姫野委員長挨拶 

 

2.本部報告   九経連矢野総務広報部長より2018年事業計画の説明と「昨年度地域委員会でいただいたご意見の九経連活動への反映について」説明があった。(本誌○ページ~○ページに詳細を掲載) ②写真題:説明を行う矢野総務広報部長 

 

3。本部への要請、質問 本部報告を受け、姫野委員長より「データーのオープン化」について、九州各地域に温度差がある。ICT、IoTを進めていく上で、基本となるものは各データーである。このデータの匿名性を考慮の上、自由に使える環境を整備することが、地域発展の礎となり、ニュービジネスのヒントにもなるので、経済団体としても是非各種データの公開を後押ししてもらいたい旨要請があった。    

委員より2018年事業計画の21の項「道州制基本法案の制定に向けた環境整備について」の実施状況について質問があり、九経連として西日本経済協議会と連携して、引き継ぎ行っていく旨返答した。 

 

4.2018年度大分地域委員会総会   姫野委員長が議長を務め、2017年度事業報告、2018年度事業計画(案)、2018年度役員選任について報告があり審議、承認された。 又、姫野委員長より会員にニュービジネス、農水産品の海外輸出等販路開拓を考えていくうえで、九経連本部各委員会の活動が参考になるので、委員会が開催するセミナー、講演会 への積極的な参加のお願いがあった。 

 

5.講演会   (株)伊藤園笹谷秀光顧問より「地域資源・人材を活かす生産性向上・高付加価値経営」 について講演があった。(月報8月号講演要旨にて詳細を掲載)   

 

6・さいごに  梅林副委員長「梅林建設(株)社長)」よりこれから大分県が力強く発展していくために、本年度も九経連本部の協力のもと地域委員会活動を活発に行っていくと述べた。  写真題:梅林副委員長閉会挨拶

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